トライアンソロジー感想3

続きから感想3。
ネタバレ注意
前の感想に比べたらちょっと考察じみてるかも

またエピローグやり直したら発見があったので、
アリスに現実(カケラの外の世界)について考えてみます。

前提として、カケラの三つの世界は世界自体がループしてて登場人物もループしてると。
で、それはまさにアリスの現状を表していた。
引きこもりのアリスはここから誰か助けてくれないかと他力本願してた=幹彦→それが嫌になると現実逃避をして学園ゲームをしだす=畏人→それも嫌になると今度はFOSゲーム=ファルコ→それも嫌になるとまた他力本願しだす=幹彦、って感じで現実逃避をくりかえしてた。
だからウサギの提案したゲームっていうのは
「私が提案した”趣向”は1つのカケラを少しでも飽き難くする工夫程度でしかない。
逃げるなら全力で、がモットーとのたまう悲しき魔女には、相応しき現実逃避の輪廻!」
っていうこと。
でももうカケラ巡りは終わってしまったからもう現実逃避先がないわけです。
だからまたアリスは退屈だし絶望する。
で、その絶望から抜け出すためにはもうウサギの首をしめるくらいしかない=絶望から抜け出すにはもう死ぬしかない
つまり端的に言えばもう死ぬしか現実逃避ができないっていう。(彼岸花でみたなコレ…)
ぼんぼやーじゅ、私のクソッタレな人生って言ってるので、自殺って意味でいいはずです。
こういう巡り方をしてたのはアリスなのにウサギが提案してたっていうことは、ウサギ=アリスだから、ウサギがしんでも何も残らないけどそれは同時にアリスがドアノブに首を吊った遺体として残るということ。(つまり本当にあの部屋には一人しかいない)

でもここでカケラの登場人物たちがアリスに語りかけてくれるわけです。
積極的な選択をしてみないかーって。(ということは裏を返せば自殺は消極的な選択なのか…)
もっとも
「そう、ここには誰もいない。
なのに、みんながこうして応援してくれる。それこそが、私の最初で最後の魔法なんだ。」
って言っています。ということは現実的にいえば気のせいでは……??(もちろん信じれば魔法になるので魔法なんでしょうけど)
ちなみに「また、ぼんやりと8月31日を迎えたくなんかない。」って言ってるので、アリスのひきこもりは一年以上ってことですよね……。
そんでみんなから励まされたアリスは積極的な選択をしてじゃあねって言った桂子たちに「ぼんぼやーーッじゅッ!」って声を掛けるわけです。
ここで考えると、カントリーガアルでも桂子たちがアリスに声をかけるシーンがありましたが、その時はアリスはいまいくつ?ってきかれて指を四本たてただけで別れの挨拶などしていないはずです。
ということは、アリスが桂子たちに挨拶しなかった後(ひきこもり途中かもしれないけどさ)にアリスはひきこもりになったはず。
ということは、アリスが桂子たちに挨拶したってことは、そのひきこもりルートを回避したはず。つまり、挨拶したアリスはひきこもりなんてしなかった(またはひきこもりをやめた)はず。

そんなわけでもう一回考えると、
アリスが桂子たちにぼんぼやーじゅとあいさつしなかったルートだと、アリスはひきこもりになって、絶望して、自殺する。
アリスが桂子たちにぼんぼやーじゅとあいさつしたルートだと、アリスはひきこもらなかったことになる。
ってことじゃないですかね……??
つまり、アリスは現実をやり直したのでは……??もしくはフェザリーヌよろしくシナリオを書き換えたとかそういう感じ。

で、この発見が私にとって何が違うかといいますと、私前の記事の感想でアリスがひきこもりをやめる話だと考えてたんですよ。つまり二つのルートはいっしょの話だと考えてたんです。
でもこの発見だと自殺するアリスとひきこもらないアリスがいるから、別々のルートが存在するわけで。
なんか思ったよりトンソロおもしろいかも!!!!!!っていう。
つまりねこう、もうカケラめぐり終わったところまできたら自殺するくらいしか選択できないよねって皮肉とかいじわるがある一方で、もっと前にちがう選択してればそもそもひきこもりしなかったよねって。でもその後者の話ってカケラ巡り終わった後にいわれても遅い(から今更いわれても死ぬしかないじゃん)っていう、この、いじわるさといいますか……。だからそもそも現実をやりなおすなりするからなくて、そうしたからこそ、最終的に丸く収まってて……。
私の「面白い!」って感覚を説明してるに近いのでどうも説明しにくいんですが、きれいなハッピーエンドじゃないんだ!!!っていう発見が私にとって大きくて。
思った以上にトンソロ面白いじゃん!!!!!!っていう。

いやまぁ私のこの考えがあってるかわからないけど、こう考えると当初思っていたより面白いなーすっきりするなーっていう。
私、トンソロのカケラ自体の面白さとかそのつながりの面白さはつかめていたんですが、その外の面白さ(アリスの現実)がつかみきれてないのかなーとか思ってて。で、やりなおしたらこう考えることが出来てすっきりしたんですよ。
はーーーーーー………………。

ウサギの正体もアリス=ウサギってことでいいんだろうなぁ。
前の”親友”がライオンのぬいぐるみだったからぬいぐるみ+自分でしゃべらせてた説も捨てられなかったんだけど、本当にぬいぐるみならウサギの死=アリスの死にはならないし。前の”親友”がぬいぐるみでも、今の親友がぬいぐるみとも限らないし。
っていうか、ライオンのぬいぐるみといえばさくたろう……さすが量産型……各地で悲劇をもたらすのか……

ついでに、やっぱ私、アリスはすごく子供っぽいなぁって。
私は竜崎アリスじゃなくて魔女だもん!って時点で子供っぽいんですけど、登場人物が語りかけてくれる魔法を実感というか行ってる時点で……。
いやだって、普通にゲームやってて、乙女ゲとかギャルゲみたいのはさておき、登場人物が自分に自分の人生について語りかけてくれるなんてありえないでしょ……・。つまりそう聞こえただけなんだろうなって。そしてそれを魔法と信じられるから子供っぽいなぁって。
私がひねくれてすぎてるだけかもしれませんし、本当に魔法はあったかもしれませんけど、こう、子供っぽくて……。無理ないけど……。非難してるわけでもないけど……。

とまぁ、こんな感じです。
トンソロ、別に展開に衝撃がなくて、私的に面白さ的に祝姫と同程度かなぁ…なんだ…って正直思ってたんですが(私の祝姫の感想は別記事でもみてください)、こう考えるともっと面白いじゃん!っていう。
私にとってそこそこ大きい発見だったので、こうしてブログにかいておくのだ……

それでは
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